本当の自分と出会う – 渡辺裕子さんから学ぶ 2

Posted on May 17, 2014 in カウンセリング

渡辺さんが書いておられる別の部分を紹介します。

 

 “本当の自分と出会う”(48頁)という章で故林家三平師匠が語った小話が紹介されています。

家族が山で遭難した。救助を求めると上・中・並のどれにしますかと問われます。上はヘリコプターを使って探す、中は歩いて探す、並みはみんなで腕組みして心配する、というのです。

渡辺さんは、私たちが生きる姿勢にもこのようなランク付けがあるのではないかと書いています。

 

 “人間の出会いの中で最も感動的なものは、自分との出会いだと思います。 … しかし、とうとう自分と出会わないままで生涯を終わってしまう人のなんと多いことでしょうか。自分探しにも、上・中・並があるのかもしれません。本気で探そうとする上の人、そのうち、ゆっくりの中の人、 何もしようとしない並みの人。本当の自分と出会ってこそ、自己成長も自己実現も可能となります。”

そして、無意識下に迷い込んでしまったもう一人の自分を探す意味の大きさを本全体を通して語っています。その第一歩は、自分が自分と出会っていないことに気づくことだと書いています。

 自分がこうありたいと思う姿に程遠いと認識している、これはスターティングポイントに立っているということではないでしょうか?

 “あたたかい目で人間の心を見つめることのできる人との出会い”と渡辺さんがいうのは、彼女がカウンセラーに出会ったこと、カウンセラーを通して神様と出会ったことを意味したんだと思います。

 

© 2013 Makiko Nakazawa